最近多いなあと思う事案があります。
それは、いわゆる「詐欺」に関する事案です。
昨年秋頃から、「それは騙されましたね」というような相談が急に増えました。
もともとそういった話は結構あったのかもしれませんが、顧問先やその関係者の方などからご紹介を受けて話を聞いてみると、最初から騙されていたのではないか…と考えざるを得ないような事案が増えてきました。
こういった事案は、相手の所在地などがわからないこともありますし、わかっても連絡がつかない、裁判を起こしても回収できる資産が発見できないといったこともある難しい類型にあたると思われます。
警察に相談しようと思っても、取引等に関する詐欺の立証は大変でもあることから、先へすすまないこともあります。
比較的大きな金額のお金を渡すときには、「この話は本当か？」と一度立ち止まってみることも大切かもしれません。
そして、困った状況に陥ったときには、どういう方針で進めるべきか、早めの相談が大切ですね。
