ですが、実際にわかることは、2004年に2万人だった弁護士が、現在は4万人を超える程になっているということ。
つまり、弁護士人口の急増です。
急増すればどうなるでしょうか。
当然、いろんな人が増えます。他の仕事を経験した人も増えました。私のように多様な仕事を担う人も増えました。他方で、当然ながら能力や性格の分布も広くなります。
考え方も、人権擁護といったことを前面に出していける人もいれば、ビジネスに関心を持つ人もいます。
何が良い悪いではなく、弁護士業界という中の多様性が広がっているということです。
これは、業界としては良いことだと私は思っています。
しかし、選ぶ方からすると難しい条件が多々あります。
- 母数が多ければ選ぶことが難しい
- 弁護士の広告には制限がある
- 弁護士の多様性(専門性)が広がっている
- 弁護士の能力や性格と営業力(広告力)は別
こういうことで、私は法律相談と弁護士の案内所を始めました。
私もマッチングの難しさにいつも悩んでいます。
相談した弁護士には依頼しなくてよいという気楽さ。
弁護士探し、依頼の方針を一緒に考える。そういった形で弁護士に相談してみるという試みをぜひ活用してみて頂きたいと思っています。