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「販路開拓・販路拡大」セミナー

本日(平成30年9月29日(土))、自分も会員となっているNPO-EAST(経済活動支援チーム)内セミナー「販路開拓・販路拡大のポイント」に参加してきました。

 

講師は「インボリュート究」の小川良佳(はるか)中小企業診断士でした。具体的な経験に裏打ちされたアドバイスはとても興味深く、販路開拓のアドバイスをするときの「物の見方」を教えてもらったような気がしました。

 

ちなみに、インボリュートとは「インボリュート曲線」からとっておられるそうで、クライアントの事業を周囲を巻き込みながら一回りずつ成長させていくことを理念として表現しているそうです。とても良い理念だと思い、ふむふむ言ってしまいました。

ちなみに、ウィキペディアから拝借した画像がこちらです。貝のうずまきのようです。

 

さて、話の内容については、私があまり適当なまとめをしない方がいいかと…

 

というのも、私が関与するパターンは、販路開拓を具体的に支援するというよりも、事業再生の局面などの一課題として話を聞く程度のことがおおく、実際に深く関与することもなく、やろうと思っても大した力になれないだろうことが明白だからです。。。

 

つまり、自分がやるべきことは、ほとんどが「さらなる専門家やスポンサーにつなぐ」こと。そういった目で今日の話を振り返ってみると、

①まずは商品の特性や狙えそうな商圏を相談する

②その上で、①の商圏を攻めるサポートをしてくれる人に引き合わせる

ということが、私の役割なんじゃないかと思いました。

 

①の部分は、その会社や商品が大きな力を発揮できるフィールドを見つけるということであり、ここは相談を受けながらきちんと頭を使いたいところです。そこを定めた上で、②の部分はやはりマーケティングや販売のプロと言われる人たちに手助けしてもらう。これが一番の近道ではないでしょうか。

 

そういった点で使えるものとして、以下の施策の紹介がありました。

・中小機構「販路コーディネート事業」

・中小機構「EC支援事業」→海外展開を狙う小規模事業者も増えているそうです…

・J-Goodtech

・各支援団体の海外展開支援

 

東京都の公社でも、販路開拓支援として、マッチングや展示会出展支援なども行っているところです。

 

一度第三者の話を聞いてみるというのは、どの分野でも有効なことではないでしょうか。