先日、またまた「サービサー」との交渉案件に対応しました。
「サービサー」とは「債権管理回収業」を営む会社のこと。
つまり、支払いが滞った債権を買い集めたりした上で、その債権の回収をすることで利益を上げる会社です。
銀行などのローンを払えなくなると、銀行もずっと債権を持ち続けることは負担になることから、そのローン債権をサービサーに売却します。
例えば、残り500万円を返済できなくなった債権があれば、それを数%~という金額でサービサーが購入して、それ金額以上の回収を図るということになります。
サービサーに債権を売られるというとマイナスな印象しかありませんが、交渉は断然しやすくなります。そういう意味でいうと、銀行が債権を持ち続けているよりもよっぽどマシだと思えるときもあります。
交渉にあたっては、どの程度で債権を購入しているのかの目安が重要となります。
ただし、こればかりは担当者を目の前にしてもわかるときもあれば、わからないときもあります。。。
いずれにしても、サービサーも営利企業です。
経済合理性の確保ということに加え、先方の担当者が稟議を書きやすいような資料の準備も検討するということがまずは大切です。
「●●債権回収株式会社」という名称のところから請求がきたら、一度ご相談に行ってみてはいかがでしょうか。