私の大好きな食べ物があります。それが、干し芋。
小さい時から食べてましたが、大人になって食べるとまた美味しさを実感できるようになりました。。。
あれだけの美味しさが、さつまいもを干すという作業だけ(といっても手間はとてつもないと思いますが)で生まれるというのがとにかく驚き。
仕事かどうかは別にして、この「干し芋」ちう食べ物を広めるのも私の使命だと勝手に思っています。
さて、小さいときから食べていたと言いましたが、私の両親の出身は茨城県。
干し芋の生産は、日本国内で茨城県がダントツです。
冬の時期にひたちなか市に行けば、本当にあちこちの畑にハウスができていて、干し芋が棚に干されているのを見かけます。
どれくらいかのシェアというと、日本全国の生産量の9割以上と言われています。
ただ、この数字は茨城県の観光ページを始めとしてあちこちで使われているものの、その奥の根拠の統計がなかなか見つけられないでいました。
しかし、今回発見しました!
「ほしいも」でも「干し芋」でも「乾燥芋」でもなく・・・
「かんしょ切干」という名前で。
かんしょ・・・「甘藷」ですね。
何か、昔社会で習った記憶が。飢饉を救った食べ物という事で。
兎に角、「平成27年度 生産農業所得統計」を見てみます。
「農産物産出額の順位と構成比」のとことのグラフを見てみると・・・
合計(全国) 92位 かんしょ切干 産出額69億円
都道府県別「茨城」 19位 かんしょ切干 産出額69億円
・・・つまり、全国の農産物などの中でかんしょ切干(=「ほしいも」)は92番目の生産額。
茨城県では19番目。
で。産出額はともに69億円なので・・・ほぼ100%。
もちろん他での生産はあるとしても99.9%になります。
私も茨城の会社さんから毎年買ってますが、この生産の偏り方はすごいですね。苦笑