昨日(平成30年3月16日(金))の千葉日報の記事です。
千葉県内休廃業・解散が高水準 17年814件、倒産の3.5倍 高齢化や後継者不足で 帝国データバンク
内容は、千葉県内で休廃業や解散した企業は、倒産企業の3.5倍にも上るということで、倒産も底を打っていて今後増えそうだけれども、やはり休廃業への対策が必要だ・・・ということ。
休廃業は前年比で10.5%減とのことですが、驚くべきは以下のデータ。
休廃業・解散した企業の代表者の年齢別だと、70歳代が4割、80歳代が1割。つまり、昨年休廃業を決断した企業のうち400社くらいの代表者の年齢は70歳以上で、後継者を見つけられないまま廃業にいたった…ということになります。
もともと継がせるつもりはなかった・・・ということはもあるかもしれませんが、多いと考えられるのは何もしないままこの10年くらいを過ごしてしまった・・・という会社ではないかと思われます。
社長が70代・80代ならば、10年前でも60代・70代。
事業承継に10年かかるとしても、その当時から何もしないままに過ごしてしまったということでしょう。
今、50代・60代の社長さん。
事業承継を考えるなら今です。