少し前のことになってしまいましたが、J-PLAT PATの研修会に参加してきました。
主催は、私も所属しているNPO法人EAST。
このJ-PLAT PATは、以前の職場で少し使っていました。
何ができるかというと、知的財産権の権利者やステータスを把握することができるのです。
使っていたのは本当に少し・・・という感じで、検索して「あー、登録ありますねー」くらいの話。
実際に活用するには全く至っていませんでした。
研修を聞いてみると、その記載内容や登録内容から事業者の興味分野を把握することもできる。
また、他の申請をする場合に重複するものを検索できるだけでなく、同じ問題を解決するのにどのような方法があるのかを調べることもできる。
面白い使い方ができるシステムです。
特許権・実用新案権、意匠権、商標権について、検索をできます。
結構、個人名で検索しても引っかかります。
ちなみに「仮面ライダー」で商標権を検索すると19件。すべて東映株式会社のものです。
いろんなパターンや「ビルド」のやつまであります。笑
「うちには技術があります」「特許があります」と言いながら、うまく使えず浮上できない会社をたくさん見てきました。
営業力不足もあれば、その技術自体が実はニーズと少しずれているということもあります。
売りにしたい技術があるときこそ、一度J-PLAT PATで他にどのような技術が登録されているのか、見てみてはどうでしょうか。