先日、破産手続における裁判官面接がありました。
具体的には、管財人(申立をサポートする弁護士とは違う弁護士)を入れずに破産手続を終わらせる場合の、裁判官との面接でした。
聞かれる内容や時間などは、裁判官や裁判所ごとに異なります。
今回は
借金額とその理由
過去への反省
今の生活状況
収入や支出のバランスと今後の見通し
といったことを質問されました。
その場しのぎの答えを考えるというよりも、破産手続の申立てを通して、二度と借金を作らないために何をすべきかを考えておくことが大切になります。
事情に応じて、仕事を変える、支出を見直す、さらには病院の診療を受けるといったことを考える必要があります。
破産は人生再出発のタイミングです。
その覚悟を持って手続に向き合って、第一関門である裁判官がどう感じるかという答えを率直に受け止めるという考えでいることが大切と思います。