やる気のモト。/畠山明 河北新報社学び応援チーム

個人的にとても尊敬している「個別教室のアップル」代表の畠山さんの著作です。

 

これまで仙台にいた時代を中心に何度も話を伺って、人間としても、ビジネスマンとしても、心から尊敬できる人だなあと感じる方です。

 

前の勤務期間中はなかなかお会いする時間ももてませんでしたので、これから定期的に意見交換の時間を持てたらとても嬉しいなあと思っています。

…難点は、畠山さんが本当に大人気でお忙しい方だ、ということですが。苦笑

 

さて、この本には「自己肯定感」の高め方、家庭でのコツが書かれています。塾の運営者として、教育者として現場で子供たちや親御さんと接してきたからこそわかる「実感」が込められています。

 

中身も、きわめて実践的です。

子供に共感を示すための受け答えや、スモールステップ・目標の立て方など。

おそらく教育の現場でもこのように社員教育等しているのだろうなという手法が掲載されています。

 

畠山さんとお話をさせてもらうと「スモールステップ」という言葉をよく耳にします。

おそらくこれが畠山さんの人生の、そして経営のコツなのだと感じます。

 

 

この本の最後の方に、「親の自己肯定感」ということが書かれています。

内容は、子供との接し方などについて「自分はダメだ…」と思ってしまう人たちに対し、「イライラもしちゃうけれども、それでも自分は自分として受け入れよう」という励ましのコメントです。

 

私も、自分の自己肯定感となると全く自信がありません。

ここ1~2年で、やっと自分の自己肯定感の低さを受け入れ、そこからスタートできたと感じているくらいです。

 

いつか、「大人が『親』について語る会」というのをやってみたいというのが、ぼんやりとした夢です。

相続だとかそういうことを抜きにして、大人になっても親との関係に悩む人って結構いるんじゃないでしょうか。。。