子供の恐竜に会いたいとの強い要望に応えるべく、行ってきました。
暑すぎるので少しでも涼しい屋内施設へ…という親側の希望に加え、現在の企画展が「昆虫大研究プロジェクト」ということで、お友達のお父さんからもらったカブトムシを飼育中の我が家にとってはぴったりだったということも行ってみようという動機につながり、親子の利害が一致しました。
さて、博物館の敷地は、広さ15.8haほどもあり、東京ドーム3.5個分ほどにもなるそうです。
博物館自体も大きいのですが、何といっても敷地が広い。
緑がやたらと多いのです。
中の展示もなかなかです。
決して古臭い感じはせず、動く恐竜の展示や、大型の昆虫の展示など、ところどころで「おお!」と思わせるものがあります。
ところで、こういうので気になるのは、入場者数や予算の関係。。。
この博物館自体は、名前のとおり「茨城県立」になります。
「学校以外の教育機関の設置,管理及び職員に関する条例」の第3条2項に設置する旨の規定があります。
ちなみに目的は「自然科学に関する資料の収集,保管及び展示を行い,公衆の利用に供し,その教養,調査研究,レクリエーション等に資すること。」だそうです。
ちなみに条例に基づき、「ミュージアムパーク茨城県自然博物館管理規則」なんていうのも定められています。
さて、入館者数はというと、年間40万人くらいで推移しています。
(「ミュージアムパーク茨城県自然博物館進化計画」より)
同じ資料によれば、運営費は平成25年度の運営費は3.7億円。
有料入館者が141,933人なので、平均の入館料が400円としても約57百万円の入館料収入。
(入館料は、企画展があるかどうかなど、期間でも細かく分かれています)
おそらくは3億円ほどが税金で賄われているのでしょうか。
こういった教育や社会貢献の分野では、事業をどのように成り立たせるかが常に課題です。
私も試行錯誤しながら研究していきたいです。